Trist

自信を持っている人を見るとキラキラしていて目がつぶれそうだった。

2017-07-05
自信を持っている人を見るとキラキラしていて目がつぶれそうだった。

外資系ホテルに務めたり、箱根や熱海に旅館を作る企業の社長アシスタントとして働き、
結婚を機に正社員を辞め、子どもがいつできても良いように派遣にシフトチェンジ。
派遣として大手企業の広報や事務の仕事をしながら、
第一子を妊娠した6年半前に、仕事を辞めて専業主婦になりました。

先生になりたくて、東京に出てきて、
「自分の経験から子ども達に話したい」という想いから色々な仕事を転々としました。
だから、私は自信を持って「これができる!」と言えるスキルを持っていませんでした。
自分に何が向いているかわかりませんでしたが、
ただ接客のようなダイレクトに相手の反応がすぐ見える仕事は好きでした。

第二子が3歳のタイミングで、
家の1階部分が空いたので、「ここを活用して収入が欲しいな」と思いつき
流山市のママ向け創業スクールに通うことにしました。
軽い気持ちで通い始めたことを後悔するくらい、
スクールで集まった方々は皆スキルを持っていて、すでに活動しており、壁を感じました。
自信を持っている方々が放つキラキラで目がつぶれるかと思い、住む世界や感覚が違うと痛感しました。

そんな自信を持てないままでいた私が「Tristプログラムを受けてみない?」と誘われました。
自分に自信がもてない。どう働きたいかもわからない。
子どもを預けて学ばなければならない。研修中の保育代は負担しなければならない。
その価値を自分は感じられるだろうか。

色んな不安な想いがたくさんありましたが、
夫から「子どものことや僕のことが君のやりたいことの枷になっているのは嫌なので、
得るものがあると思うのであれば、僕が投資するので学んできてほしい。」
と言ってくれたことでTristプログラムへの参加を決めました。

自信がなく、ブランクがある私にはTristプログラムは正直きつかったです。
資料作りは胃腸薬を飲みながら、不眠になりながら行いました。
できないことに対して、恥ずかしいのと悔しいのとグチャグチャでしたが逃げたくはなかったです。

心は折れたけど、それをきちんと拾い集めよう。
キラキラした人たちに慣れよう。
今、社会は必要とされているモノは何なのか?受け止めなきゃいけないと踏ん張りました。
最後は、吐かないくらいまでには受け入れられる耐性が付きました(笑)
始めはダメだしされると「嫌だ、聞きたくない」となっていましたが、
間違いをちゃんと間違いだと受け入れて、こうすればよかったんだな、
と考えられるようになりました。

Tristプログラムを終え、尾崎さんとの繋がりで、
今の勤務先税理士法人Tax cafeの藤本さんと知り合いました。
「一緒に事務所で働かないか?」と言っていただきましたが、
下の子が幼稚園に入り、上の子が小学校に入るタイミングだったので
スケジュールもどうなるかわからないし、自分にスキルがないので本当に良いのだろうか。。
「使えない」と思われたらどうしよう。。とせっかくの機会を決断できずにいました。

「一度、家族みんなで事務所に来てみてください」と藤本さんに言われて、
家族で事務所にお邪魔しました。そこで不安なことを全部お話しました。
「子ども達の生活も自分たちの生活も初めてすぎて、どうなるかわからない」と正直にお話をすると
「うちも初めてだからどんな仕事をどうお願いするかわからない。何も決まってない。
でも、みんなで役割分担して楽しく働いていきたい」と藤本さんも正直に言ってくださいました。

その帰り、夫が「何も決まってないんだったら、
自分なりTax cafeに合うようにかえていけばいいんじゃない。
大変かもしれないけど、楽しいと思うよ。
やることやスキルが決まっているよりも、向いているかもね。
やってダメだったら、相手も言ってくるだろうし、自分も言えばいい。応援するよ。」
と背中を押してくれ、働くことを決めました。

5月から働きはじめて、週5日10時~14時ですが、
子どもの行事などがあるときは事前にお伝えして休ませてもらっています。
先日、夏休みについてご相談したんです。
学童に預けるには労働時間が足りず、幼稚園の夏季保育を使うと非常に高く、
毎日赤字で働くことになることを伝えたら
「じゃ、部屋が空いているから子ども達はそこで遊ばせていたらいいんじゃない」
と言ってもらいました。
家族で何度かお会いしているので、子ども達のことをも知ってくれていて、配慮をしてくれました。

創業スクールを勧めてくれたのも、講習を受けるのも、
働き始めることも全てが夫の理解と背中を押してくれたことがきっかけでした。
私はそれがあったから頑張れたんだと思います。
自信がなく、取り柄もなく、社会からのブランクが大きい時、
普通の主婦が頑張れるのは、夫の理解とサポートがあった時なんだと実感しています。

<税理士法人Tax café代表税理士 藤本さんからのコメント>

税理士として独立して6年。
私たちは普通の税理士事務所を目指しているわけではなく、
今の時代にあった新しい形の空間創りを目指しているので、
一般の税理士事務所で求められるスキルはまったく必要ないと思っています。
スキルよりも何よりも「素直で裏表のない性格」の人を採用しようと思っていました。
また、税理士法人Tax cafeは同業の事務所とは違うスタイルで仕事をしているので、
「前の事務所ではこうだった」と固定概念から抜けられない方も難しいと思っていました。
私たちの想いを理解できる真っ白な人の方がいい。
岡村さんは直感で「この人がいい」と一目で思いました。

なんでも隠さず話をしてくれることは、非常に重要です。
私の事務所は毎年、倍、倍と売り上げが伸びていて、もうキャパオーバーでした。
人に任せることが苦手で全部自分でやってしまうタイプでしたが、
このタイミングで誰かに任せなきゃいけないと思っていました。
人を雇うのも怖かったですが、「役割」を決めて、
それぞれに合った仕事をしていくチームを作ることが本当に大事だな、と気が付いていたところに、
岡村さんと出会いました。

岡村さんは初日から率先してトイレの掃除をやってくれるし、
木が枯れていたら、剪定の方法を調べてやってくれます。
必ず10分前には来て仕事をしています。
今は事務的な作業をしてもらっていますが、
聞いてくる質問が考えて仕事をしている方の質問なのです。
考えている質問か、そうでない質問かは1発で分かります。
だから、伸びるな、と。
毎月同じことの繰り返しだから、仕事のスピードが上がり、
時間ができるので、これからも本人がやりたければ新しい仕事をお願いしていきたいと思います。

「本当にこの子採用して良かったよね」と毎日他の社員と話をしています。

税理士法人Tax cafe
http://souzoku-support-office.com/