Trist

<コラム>月刊トリスト完成しました!

デザイナー中村です。

Tristのパンフレットができあがりましたので、
紹介させてください。

そろそろ3周年のTristですが、
実は今まで特に、パンフレットというものが
存在しませんでした。

どうしてなのか?

理由があります。

Tristが何であるかを、スタッフ全員が
わかっていないからです。
考えても考えてもわからなくて、形にできなかったのです。

そしてパンフレットができあがった今も、
結局わかっていません。

Tristはーー

南流山にあるレンタルシェアオフィスです。

私もかつて、東京までの通勤と保育園の往復に
3時間を費やし、疲弊しきっていたひとりですが、
Tristを利用し始めてから
「あれ1日ってこんな長かったっけ」
と思うまでになりました。

リモートワークの底力…

新型コロナウイルス対策で一斉休校が決まった時も、
Tristの利用者はあまり慌てませんでした。

当たり前のように子どもを連れてくるし、
様々な年齢の子ども達が入り混じって勉強し、
電車に乗ってまち探検に出かけ、
交番に飛び込んでおまわりさんに話しかけ、
防犯カメラについて学ぶ。

青空の下で書道を習い、
捨てられたイヌの命に涙し、
東大生にクイズをふっかけ、
電話機をバラバラにし、
初めてのミシンでマスクを作る。

私たちはこれを「Tristの学校」と呼んでいますが、
居場所と役割をあたえられた子ども達の目が
どんどん輝いていく様子をライブで感じられる事は、
大人にとっても、非常に大きな学びの場だと考えています。

Tristはーー

地域コミュニティの場です。

育休後の復帰について悩むお父さん、お母さんのための
情報交換カフェ。

フリーランスで仕事をしている人が、ノウハウや困り事を
共有し、フリーランスにとって最も大切な横展開を図る会。

見知らぬ人同士が決まったテーマのもとに集まり、
マニアックな思いの丈をぶつけあうトークパーティ。

様々な催しの中で、Tristは幸せに存在しています。

そう、そんな時Tristはただの「ハコ」です。

Tristはーー

いつも、その役目を終える日を意識しています。

ただ、そこに悲観や、
刹那主義のような排他性はありません。

パンフレットの代表挨拶にもある通り、
Tristが要らなくなる日…
「働き方改革」「女性活躍」「地方創生」が
遠い昔の言葉になる日を、目指しているからです。

Tristには「世界は必ず変わる」という
おかしな自信があります。

そう、おかしな自信です。

でもその根拠については、
Tristを利用していただくとなんとなく感じる事が
できると思います。

Tristのーー

その「なんとなくの自信」をパンフレットに込めたくて、
このたび、制作に踏み切りました。

冒頭に「Tristが何なのかわからない」と書きましたが、
Tristはそのわからなさを楽しみ、強みに変化させる人が
集まる場所なのだと思います。

たくさんの人がTristを訪れ、
そこに吹く風を感じ、自分の風について考え
「一緒にワクワク」していただければ、嬉しいです。